どうもこんにちは!今日はストレスを溜めないマインドについてです。
特に直営や委託給食等の厨房業務があれば、人間関係で悩む事が多い印象があります。
どうしても調理師は自分より年上の事が多いし、年上の人に指示を出す立場になります。
私は新卒から委託給食に勤め、一度辞めた後再度委託給食に戻りました。
(詳しくは過去記事の経歴についてをご覧ください)
新卒時代は日和見感染するくらい免疫が落ちるほどストレスを抱えていましたが、
それでも委託給食に舞い戻り、今でも、ステップアップやキャリアを考えなければ
また委託給食に戻りたい気持ちはあります。
そう思うのは、委託給食の仕事自体がそもそも好きなのもそうですが、
人間関係の構築やマインドコントロールを覚えた事が大きいです。
今回は、そのマインドコントロールの部分を数回に分けてお話ししていけたらなと思います。
ストレスを溜めない為の基本的なマインド
まず基本の考え方として、「感情に囚われない事」、「素直である事」です。
言うのは簡単ですが、やるのが難しい部分ですね。笑
私の場合、特に新卒時代は各方面から色々言われまくりました。
病院管理栄養士には「あんたは栄養士に向いていない!」と言われ、
調理師には「遅い!もっと早く動いて!」「何でこんな大変な献立なの!?」と言われ、
患者さんには「この辺の地域の味は出身地の違う君には分からないだろう」と言われ、
本部上司には「材料費が高すぎる、病院管理栄養士の言う事を全部聞かないで」と言われ…
色んな背景がありますが、まぁ言いたい放題言われたなという感じです。
めちゃめちゃどうしようもない事も言われました。笑
皆さんなら、こう言われた時にどう感じますか?
最初の頃は、私も「何でこんな事言われないといけないんだ!」とか
「そんな事言われても…」と思っていました。
でもそれって、何の解決にもならないんですよね。言った側も感情的だけど、
言われた私も感情的になると、疲れるだけなんですよ。感情的+感情的=疲労です。
しかも何の解決にもならない、無駄な疲労。だからしんどい。
もちろんお互いの感情がぶつかれば、時には良い方向に向かう事もありますが、
こういう時って、黙って聞いて、自分の感情は自分の中で処理する方も多いのではないでしょうか?
つまり「溜め込む」事ですね。一番良くないです。実際これで私は免疫下がりました。
じゃあ、溜め込まない為にはどうしたら良いか。
まずは感情的に考えず、理論的に考える意識を持つと良いです。
理論的に考える為に、「じゃあどうしたら良いか?」を考えてみて下さい。
そして、そう考える為には、素直である必要があります。
一度言われた言葉を受け止める必要があるからです。
さっきの例で例えるならこうです。
「あんたは栄養士に向いていない!」→「じゃあ栄養士に向くように努力しよう」
「遅い!もっと早く動いて!」→「じゃあどうすれば早くなるか?調理師さんの動きを観察しよう」
「何でこんな大変な献立なの!?」→「どうしたら献立に納得してもらえる?」「別案が出来たか?」
「この辺の地域の味は出身地の違う君には分からないだろう」→「じゃあこの辺の味を勉強しよう」
「材料費が高すぎる、病院管理栄養士の言う事を全部聞かないで」→「折り合いをつけるにはどうしよう」
もちろん、急にはそういう風には思えなかったです。
最初の頃は感情論の方が理論より多かったです。
でも、徐々に割合が減っていくんです。
最初の頃は感情論と理論が9:1や8:2くらい、徐々に6:4や5:5とかになってくると、
自然とストレスが溜まらなくなります。私は今は大体3:7くらいかと思います。
感情論が0になる事はありません。だって人間だから。私たちはロボットじゃないから。
だから、嫌な事を言われた時に、いかにその割合を減らせるかです。
それに、理論的に考えるようになると、自ずと解決策が導けるし、自分の成長に繋がります。
上記の中には、自分だけで解決出来ないものもあります。例えば病院管理栄養士との折り合い。
こう考えたら、本社上司に助けを求めても良いんです。むしろそれは本社側の仕事だから。
それでも上手くいかない事もありますが、協力してくれる人も必ずいます。
そうなれば、自分の味方も増えてきます。協力関係は信頼関係ですからね。
こうなってくると、とても仕事がしやすくなるのは容易に想像できるのではないでしょうか。
まずは「じゃあどうしたら良いか?」を、考える意識をしてみて下さい。
次回は、理不尽な発言の対処法についての私の対処法を記載します。お楽しみに★
コメント