かーしー流キャリアの考え方~転職のポイント3つ~

自分らしい働き方・考え方

どうもこんにちは!
今回は、私なりのキャリアの考え方をお話ししようかと思います。私は過去4回の転職と2回の異動を経験していますが、私の職場の変更には、ちゃんと意味がありました。(2回の異動は、私がちゃんと納得したか、もしくは私からお願いした分です。)

もちろん、嫌になって辞めた事もゼロではないけど、その時でもちゃんとキャリアの考え方を軸に、目的を持って転職をしていました。その考え方についてお話しします。参考になれば嬉しいです!

前提:私の思うキャリアとは

まず前提として、私のキャリアについての考え方のベースは「現場経験という土台があってこそ、管理栄養士業務が活きる」です。これが、今からお伝えする転職のポイント全てに共通する、私の考え方の軸となっていました。

もちろんこれは私の考え方であって、他の人に押し付けるつもりはないです。ここでお伝えしたいのは、自分のキャリアの考え方の軸がある方が、転職の目的を考えやすいという事です。

自分はどんな管理栄養士になりたいか?
管理栄養士として何がしたいのか?
自分が管理栄養士として大切にしている事は何か?

そういう風に考えられたら、自ずと考え方の軸が出来てくるかと思います。

ちなみに私の考え方の軸は、大学時代に出来ました。当時の風潮というのもありましたが、私は実体験でもそう思ったんです。大学2~3年の頃、一型糖尿病の子達を対象にしたサマーキャンプの栄養士ボランティアに参加していました。内容は献立作成、栄養計算(単位計算)、発注、大量調理と、完全に委託給食の実務体験みたいな感じでした。よっぽど実習よりも実務に近かったと思います。この時に、現場を知っている方が管理栄養士としての強みになると実感したし、自分の要領の悪さを痛感して、まずは現場経験の土台を作った方が良いと思いました。

でも、私のこの考え方の軸は、今の状況には当てはまらなくなってきました。何故ならもうほぼ達成できているから。そこでもう一つの前提。考え方の軸は、状況に合わせて変えていく事。一度決めた軸を変えてはいけない、なんて事はない訳です。今の私のように、経験を経て当てはまらなくなってきたり、色んな人に出会って、話を聞いて、考え方が変わったタイミングは変え時と思います。

そういう意味で、私は次の考え方の軸に移行するタイミングであり、まだはっきりとはしてないですが、「自分の経験が悩んでいる管理栄養士さんの助けになる」という考え方を軸にしたいなと思っています。

考え方の軸を持つ事、そしてそれを状況に合わせて変えていく事。これが自身のキャリアを築く上でのベースであり、前提かと思います。

その前提を踏まえて、転職の判断をする為のポイントを3つご紹介します!
(私の過去の経験を例に出すので、私の1つめの軸を基にお話しします。)

ポイント1:今の自分に足りないものを補えるか

まず1つめは、転職を考えた時点での今の自分に足りないものは何かを考え、それを補える転職先はどこか、というところです。私の経験でいうと、新卒で入職した委託給食→保育園へ転職した時の判断材料でした。(プラスして嫌気がさしたという理由もありましたが笑)

新卒の委託給食では、大量調理の基本や献立の分量をよく覚える事が出来ました。でも、冷凍食材に囲まれる事が多く、あまり季節感を覚える事が出来ませんでした。病院直営の管理栄養士さんに旬のものを取り入れろ!と言われてもピンとこなかった訳です。そこで、食育を重視している保育園なら、旬の食材をしっかり知る事が出来ると思いました。

詳しくは過去記事にも書いているので、リンク貼っておきます!
私の経歴について①(新卒時代:委託給食編)
私の経歴について②(約1年間:保育園契約社員)

ポイント2:今まで経験のない業務を行えるか

2つめは、現職で学ぶ事はほとんど学んだ、今度は自分の経験のない業務を行いたいと思った時です。私の経験でいうと委託給食から保育園も当てはまりはしますが、やはり管理栄養士としてはステップアップの意味が強いです。そうなると、委託給食→病院直営に転職した時が一番当てはまるかと思います。

私の場合は、病院直営に転職出来たのは紹介があったおかげではありました。でも、良いタイミングだったのも間違いないです。20代の間、委託給食で現場から労務管理まで経験でき、あとはマネージャーなど役職者になるしか経験のない業務を行う機会はないような状態でした。でも、管理栄養士としての自分の考え方の軸では、その経験が必要とは思わなかったです。そろそろ次のステップ、と思っていた最高のタイミングでした。

過去記事も参考までに!
私の経歴について③-1(大手委託給食時代その1)
私の経歴について③-2(大手委託給食時代その2)
私の経歴について④ (初めての病院直営時代)

ポイント3:自分のスキルが他の場所でも通用するのか

3つめは、同じような職務内容に転職する時に、今の職場で得たスキルが、他のところでも使えるのか、というところです。私の経験上では、保育園→委託給食で戻った時が一番当てはまります。転職の主要因は違いますが、病院直営→病院直営もこちらに入るかと思います。

保育園勤務だった時、スキル面で過去一成長したと思います。それは自分でも実感していたし、それなりに自信にもなっていました。でも、それが他で通用するのかが分からない。なので更に自信をつける為に、もう一度委託給食に戻って試したかった気持ちが大きかったです。

詳しくは過去記事をご覧ください!
私の経歴について②(約1年間:保育園契約社員)
私の経歴について③-1(大手委託給食時代その1)
私の経歴について③-2(大手委託給食時代その2)

まとめ ~まずは自分がどうなりたいか考えよう~

以上の事をまとめると、以下のようになります。

自身のキャリアについて考える(どういう管理栄養士になりたいのか?)
・考え方の軸を作る
・考え方の軸を、自分の成長や状況に合わせて変えていく

考え方の軸を基に転職の基準を決める
・ポジティブな目的にする
・無理に決める必要はない(1個でも充分!)

まずは考え方の軸を作る事。これがあると、嫌な事があってもブレにくいです。そしてどう作るかですが、自分で考えて出せる人は良いとして、中々出てこない方もいるかもしれません。そういう場合は、「目標にしたい人/憧れる人」からヒントを得たり、人とキャリアについて話したりすると、自ずと見えてくる時があります。

私も、2つめの考え方の軸を作るのにはだいぶ時間がかかりました。何故なら、1つめの軸の期間が長すぎて、その後の事を何も考えていなかったからです。でも、それは人と会って話して、その中で見つける事が出来ました。自分の人生の事なので、とことん追求してほしいなと思います。

また、それを基にした転職のポイントを私は3つ出しましたが、別に何個でも良いと思います。ただし、ポジティブな目的にする事。これは上には書いてませんが、大切な事です。感情だけで転職を判断してしまうと、後が大変になると思います。隣の芝生が青く見えて安易に転職してしまって、そこがブラックだったりすると、辞めなければ良かったと後悔する事にもなりかねません。

また、ポジティブな目的は、そのものが転職活動の「何故転職したのか?」の質問の答えになります。この質問に「嫌だから辞めました」では、『この子は嫌な事から逃げ出すタイプだ』と判断され、不採用になる可能性が高くなると思います。そういう意味で、転職活動も多少楽になります。

という事で、今回は私のキャリアの考え方についてお話ししました!
参考になれば幸いです!

お読みいただき、ありがとうございました!

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